家の仕様について

イシハラスタイルの家の仕様について、私の言葉で26項目にわたってご説明します。 お客様一人ひとりの暮らしに合わせてお家のプランはそれぞれですが、「道具のような家」を具現化するため、 わたくしからみてこのようなものがいいのではないか、という材料、工法、構造をまとめております。 住みやすく、快適に、修繕ができ、長く存続可能な家であることを考え続けている中で、 現在ご提案するイシハラスタイルの仕様です。

イシハラスタイル代表 石原 真


(25) お家を建てた後のこと

弊社は地域の工務店です。建築を依頼してくださった方に何かお困りのことがあれば、すぐに出向きます。
携わった職人さんたちも地元の人たちばかりです。自然素材の性質上、とくに築年数の若いうちは、ちょこちょこと調整が必要なこともあります。季節に応じても変化します。
設備の故障については工業製品なので明確なラインで対応させていただいていますが、弊社で造る自然素材の家は、 どこまでは無償、どこからは有償、という明確な線引きをしていません。 わたくし自身がメンテナンスや修理で出向くこともあります。簡単にできることはその場で対応できることもあります。 技術が必要なときは、近くの職人さんに来てもらいます。部材を交換するときは、 出来そうならお客様と一緒に交換作業をすることもあります。シンプルな作り方を心掛けているのは、 修理も簡単にできることを大切なことだと考えるからです。
わたくし自身、大工をしていた当時は、古い家の修理も沢山行いました。在来工法で造られ、 特殊な工法を用いずにつくられた家の修理は、図面がなくともできてしまいます。 何処の大工さん、工務店さんがつくったとわからなくてもです。
じつは、こうしたことは今現在も、脈々と繋がっています。このようなシンプルなつくり方を継承していけば、 たとえ弊社が存続していなくても、問題なく修理可能な家となります。
加えて、人間の病気と同じく、早期発見、早期対処は家のメンテナンスでも重要です。早期発見するためにも、 住まい手が自分でメンテナンスできるようなシンプルな作りは有効です。メンテナンスの際に、何らかの問題に気づくことも多いからです。
弊社では、定期的なメンテナンス勉強会も企画していく予定です。

(26) 家づくりの流れ・土地の購入について

建築は土地の上に建てるので、敷地がないと建築できません。建築地をお持ちの場合はいいのですが、 家づくりを決めたときに土地から探していくケースもあります。 弊社は建築屋ですから土地の売買はしていませんが、地元の不動産会社を紹介することはできます。
いろいろな物件を見る中で、迷いや混乱が生じることもあると思いますが、弊社での建築を検討してくださっている場合は、 土地に応じたプランをイメージしながらアドバイスを差し上げることもできます。じつはこの、 「土地を選ぶ前に家づくりのパートナーを内定すること」はとても重要なことではないかと思っております。わたくしたちは建築屋です。 高低差のある土地であれば、土留めの種類や耐久性、既存樹木を生かせたり、先に住んでいるご近所さんなどへの配慮具合、 さまざまな方面でのアドバイスやプランニングの可能性を一緒に検討できます。
土地は個性です。土地の価格は人間が決めます。売りやすい土地は高く、売りにくい土地は安いです。 一般的に売りにくい(人気のない)土地とされる多くは、変形地や高低差のある土地です。 しかし、そこでしかできないプランができる可能性があり、そのプランに暮らしがマッチすれば、 人気のない土地が、二度とない、最高の敷地に変わります。
敷地が確定すれば、ヒアリングをし、土地を見極め、プランニングをします。プランニングには1か月ほど時間をいただきます。 一生懸命考えたプランニングのプレゼンをし、大方気に入ってもらえるか、ヒアリングを行い間違いや方向性のずれがないかを確認します。 その後、お見積りをご提示し予算調整していきます。
予算が調整できたら、実施設計を行います。およそ2か月~です。行政の許可や確認申請をし、着工となります。
ここまでで6か月程度かかります。基礎着工から完成引き渡しまでは、およそ8 か月です。
したがって、家づくりの依頼からおおよそ1年半後~に完成するとお考えください。
弊社は年間で6~7棟のお家を建てています。オーダーをいただいてから、さまざまな事情でスケジュールが変更になる場合も起こりますが、 できるだけご要望に対応できるように努力します。

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