和室一部リフォーム

ご主人が建てられた築25年の住宅で二間続きの和室を洋室寝室として使うためにリフォームしました。
亡くなられた方の思い出を残しつつ、明るく居心地よい空間に和洋がマッチする素材と色でまとめています。
広縁のある和室は間仕切りの障子を撤去して、奥さまの好きな植物を置き暖かい広縁をうまく利用できるように床をタイルにしています。タイルは冬に蓄熱する特性もあるため自然のエネルギーを上手く使うことができます。
主寝室の床はスギの30㎜を使用。節のある材料を使うことで和室っぽさをなくし、インテリアで好みの空間に変化させることができました。天井や柱はもちろん本物の木を使用しているので、そのまま採用しました。着色することも考えましたが、家のその他の場所との相性を考えて無理せずナチュラルな色の変化を受け入れています。
ブラインドをブラウンにすることで、落ちついた雰囲気になるので十分です。
照明はもちろん天井からの直接照明をやめて、間接照明として楽しめるスタンドライトや壁を照らすスポットライトをつけて癒しのスペースにぴったり合うように。
あとは、和室ぽさを和らげるために全周囲にカーテンを掛けられるように真鍮の棒を取り付けてあり、お引き渡し後、奥さまが自分でつけられたシアーリネンのカーテンをブレイクスタイルにすることでリゾートな雰囲気も出されています。
とてもお洒落です!

和室一部リフォーム

完成   2020年完成
所在地  愛知県西尾市
敷地面積 ㎡(坪)
延床面積 ㎡ (坪)
市街化区域
二階建て

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