木の家とタフな暮らし

「家の傷」と「心の傷」 

木の特徴と木の家について専門的なことも交えて述べてきましたが

もう一つ、お伝えしたいと思った本音を申し上げます。


私たちは木の特徴を勉強しながら、木の特長を家づくりに生かすために日々奮闘しています。

木の家こそが、人の住まいとして最良だと考えます。

そして、そんな考えに共感してくださるお客様と出会うことに私たちは支えられています。


しかし、先に述べたように、お引き渡しのときに「家の傷」についてお叱りを受け

木の特徴や工事の事情をご説明しても快く聞き入れていただけないときもあります。

これが、作り手側にとっていちばんの「心の傷」になります。木の割れやシミについても

住み始めてからご相談をいただくこともあり、最善の補修や対処はしますが

すぐにはご納得いただけないこともあります。


長い時間をかけて共に築いた木の家についてこのようなことがあるのが

実はいちばん辛いことであったりします。

わたしたち作り手側は毎日のように木と触れ合っているので

つい言葉足らずで進んでいるようです。木の家に住むことは本当に素晴らしいことであると思っています。


「心の傷」に負けないよう、木のことをお客様に一生懸命伝え、ご理解していただき

愛着を持って木の家に住んでいただけるようこれからも努めていきたいと思います。

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