道具のような家

「道具のような家」を木でつくる

もとより、イシハラスタイルがめざすのは「道具のような家」です。

住めば住むほど、住む人の暮らしを受けとめて自分らしく快適な空間となる。

そのために使う材料が木材であり、工業化材料や化学製品を最小限に抑えて家をつくります。


木の短所は、長所の反面です。短所を無くしたり隠すのではなく

木の特徴や付き合い方をお客様と共有して、木の家の長所を暮らしに生かしたいと考えます。


人の暮らしや工夫を大らかに受け止めて、徐々に変化していくこと

その大らかこそが木の魅力です。

木の性質を生かすオイル塗装はご自分でも容易にメンテナンスできる仕上げのためおすすめです。

オイル仕上げの木肌はゆっくりと経年変化を深めて、傷さえも味わいになります。

一方、木であることを隠してしまうような意図で使われたウレタン塗装仕上げは

傷がついて捲れてしまえば見苦しく感じてしまいます。

しかし、ウレタン塗装やラッカー塗装であっても、木であることを理解し

普段使いや使い込んだ上でできてしまった傷や塗装の捲れは格好良さにもつながるものです。

自然素材である木の特徴を理解し上手に付き合うことで、木の特長が最大限に生かせると考えます。