雨落ち石

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11月末にお家を見せてもらう日を開催する「東浦町の家」

ただいま嘉エ門さんが庭工事中。今回は石敷きのアプローチ。

植栽が入る前ですが、すでに雰囲気が良いですね。

東浦町の家は、素焼き瓦の屋根と板張りが外観の特徴ですが、

なんと…雨どいがありません。

※雨どいとは、屋根から流れる雨水を軒先で集めて排水する部分のことです。

(写真)軒先についている雨どい。

目立ちにくいすっきりとした見た目がシンプル。鎖といに流れゆく雨も楽しみのひとつ。

軒先に沿って、直下に細幅の石を敷き詰めることがある。これを「雨落ち石」と言うそうで、樋のない古民家などでたまに見られます。

東浦町の家でも、雨が落ちる場所に石が敷かれていました。

雨の日には軒先から雨がカーテンのように落ちてくる様も風情がありそうです。

ササキ