イシハラスタイルでは、施主塗装が定番となってきています。
主に室内の床、外壁を希望があればお施主様自ら塗装チャレンジ。

東浦町の家では、着々と作業が進んでいます。
通常は塗装屋さんに頼む作業を、あえて自分たちでやってみる。
鳴れない足場での作業は大変ですが、出来上がったときの姿にも感動!
ラフ&ワイルドであったり、丁寧だったりと、住まい手さんらしさの出る仕上がり感もひそかに楽しみだったりします。
住み始めてからもこのときの経験があれば自分でやってみようか、とも思えるものです。
東浦町の家は、暮らしが町に溶け込んでいるような、どこか懐かしい感じもする町に建っています。
ときおり汐風とともに、香取線香のにおいや夕飯の支度のにおいもどこからともなくやってきます。
周囲を見渡すと、知多半島、半田や三河地方でもよく見られる板張りに瓦葺きのお家が見られました。

海の近い地域でも古くから取り入れられる杉板張りの外壁は対候性にも優れた素材です。
愛知県と比べると気候の厳しい日本海側の秋田県などでも、30年メンテフリーの外壁材として杉の板張りを採用しているケースもあるようです。(参考:日経クロステックさんの記事より)
新築時には建てた家が数十年後どのような姿になるのか、自分たちがどのような暮らしをしているのか、なかなかイメージがつきにくいのですが。
素材自体が丈夫で、自分でもメンテナンスができるように予め考えられていたならば、住み始めてからもご家族の負担が少なく、こんなに気楽な素材はないのではないでしょうか。
できることなら家は建て替える必要なく、大事に長く住んでいきたいものです。
(ササキ)