吉良町の家上棟しました

投稿者:

吉良町の現場、建て方が行われました。

秋晴れのきもちのよい一日です。

当日朝に集まった大工さんが柱や横架材など家の構造体を一気に組み立てていきます。

お家の大きさにもよりますが、棟が上がるまで夕方17時すぎまでかかることも…。

足場上から見た登り梁は大迫力。

さて、吉良町の家の特徴的な外観のポイントを一足先に少しだけご紹介します。

それは家の南側にかかる長~い軒。

アプローチからつながり、リビングや玄関から出入りできるような位置にあります。

1mを超える長さの横架材を受ける軒桁は、小口の角を取ってあります。

なぜ軒桁の小口をカットするのか?と石原智葉に聞いたところ「違和感がなく自然な見た目だから」とのこと。

実はこの角のカット、梁せいや屋根の勾配によっても変えているって気づいていましたか。

お家によって見た目のバランスが変わるため、お家ごとに似合うように作っています。

また部材や小口が見えることも重要なポイントです。

深い軒をかけていても外部なので、当然経年とともに木材も変化していきます。

外の部材の小口に水が掛からないように板金で巻いて劣化しにくいよう対策することも、できなくはないです。

しかし、見えるようにしておけば、住みながら状態を確認できるので

「見えない部分が気づかないうちに腐っていた、劣化していた!」ということがないのは、安心にもつながりますね。

(ササキ)