「イシハラスタイルって新築だけされているのですか?」
たまに聞かれるのですが、リノベーションも大歓迎です。
写真を撮るタイミングのこともありホームページの施工実例には載っているものが少ないですけど
最近だと瓦屋根とガルバリウムが特徴の在家の家がリノベーションされたお家です。

庭を囲うようにして建つ、母屋と離れ。三河地方ではこの家の配置をよく見かける。

必要な場所には断熱材を充填したり、モイスを施工したり、「現代の住まい」として必要な性能は持たせながらも、室内の間取りも大きく変えず、もともとの土壁も利用していたり、と本来の意味でサスティナブルな住まいです。
庭を楽しむ浴室。ゆったりとした洗面脱衣室と、土間玄関の部分は、暮らしやすいように部分的に増築しています。



室内物干しはリビングから見えない&邪魔にならない場所に。



主張が少なく飽きがこない色を選んでいます。

日差しが入りあたたかい。

古くても良質なお家も多く残る愛知県。
すべての家が同じようにリノベーションできるのか?というとそうではないのも現実です。
家余りの時代、これから空き家が増えることを想定して子供たちが困らないように家を建てるほうが自然です。
何が言いたいのかというと…もう、そろそろ「使い捨て」の住宅、やめませんか。
時代が変わっても変わらないもの(素材や手仕事)にこそ本物の価値があるものだと思いませんか。
できることなら住み継げる、必要に応じてリノベーションするくらいで充分に快適に暮らすことのできるお家が増えるといいなと思います。