股旅社中。午後の部。

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前回の続きです。

現場を移動しまして午後の部は8/20にお家を見せてもらう日を行います「新屋敷の平屋」からスタートです。

たまたまですが、アンフォルムを設置したお家のLDKと室内の仕上げ、広さやキッチンの配置が似ています。

アンフォルムはより省スペースに、ほどよく便利さも取り入れつつ、すっきりと美しく暮らす。

タフなキッチンはお料理やお気に入りの生活道具を飾って楽しむという暮らしのイメージです。

新屋敷の平屋のキッチンシリーズはタフなキッチンと作業カウンター、ラウンドテーブルの3種。

この時にはついておりませんでしたが、テーブルのそばには薪ストーブも設置予定です。

季節を感じながら、のんびりと暮らすイメージのわくLDK。

上永良の家やみどり川沿いの家でも採用されたラウンドテーブルですが、フィードバックを経て脚の見た目が変わりました。

↓ひっくり返して村澤さんにどのように変わったのか説明してもらっているの図。

~事務所に戻ってから~

現在進行中のお家に採用された暮らしの道具の打ち合わせと、開発中のナイショの小物のこと、

そして今後のキッチン開発にもかかわってくる木の材種について話しました。

道具のような家で提案する家具は、家具に適しているものを選んだ結果としてオークなどの広葉樹の無垢材を使用していることが多いのですが、これら広葉樹とよばれる木の産地は外国が主で、輸入された材料を使用しています。

時勢的な影響もあり価格が世界的に高騰していることはご存じだと思います。

ちなみに先日ミラノサローネに参加された家具デザイナーの村澤さんによりますと、同じ広葉樹の無垢材を使用している海外の家具ブランドでは家具の価格が数年前と比べて2倍になっているのが現状のようです。

何が言いたいのかというと、今後材料を安定供給することも大事なのではないかと改めて考えています。道具のような家の家具の材料についても材木メーカーさんとお話し中です。

もしこれが叶うとしたら日本の林業を応援できて、木自体も昔から日本人に身近な広葉樹を選ぶことができて、さらに良いものができるのではないかとワクワクと期待を寄せています。

ちかい未来に、イシハラスタイル。北海道へ行く!の記事が叶うといいなあ・・。