こどもみらい住宅支援事業について

昨年末に発表のあった、「こどもみらい住宅支援事業」についてご存じの方もいらっしゃるかと思うのですが、対象となる住宅の条件について一部変更がありましたのでお知らせです。
上記の「一定の省エネ性能を有する住宅」の新築については、2022年6月30日までに工事請負契約又は不動産売買契約を締結したものに補助対象を限定します。
3つの区分により、対処となる基準・補助される金額が異なりますので、お家を建てるタイミングがたまたま重なるご家族の方は、「条件を満たしているのか」ということも気になる部分なのではないでしょうか?
家のわかりやすい数値だけで良し悪しが図れるものではないと考えていますので大々的に公表をしていませんでしたが参考としてイシハラスタイルのお家の性能が一体どの程度なのかというと
個々の住宅で住宅のサイズと開口部も変わってきますのでばらつきはありますが、道具のような家の標準の仕様でUA値でいうと基本的にはHEAT20のG1~G2前後、BEIは0.8前後です。
申請する住宅の区分によっては太陽光が必要だったり、認定をとるための仕様に変更しなくてはならない場合もあります。
一定の省エネ性能を有する住宅については、契約日が間に合えばそのようなことがないのですが補助される金額は60万となります。

今年度家を建てる方にとってはとてもありがたい制度です。
住宅の性能を満たしているものだとしたら、できるだけ金額の多くもらえる住宅を建てたいと思うでしょう。
誤解があっては良くないのですが補助金がもらえるからとできるだけ金額の多くもらえるもので良いのかについては一度、住宅会社の方の考えを聞いてみることをおすすめします。
仮にZEH住宅を満たすために太陽光を設置したときに設備そのもの耐用年数ほか、屋根に載せることによる維持管理のこと、認定住宅にするためにかかるお金のこと、プランのこと、そして申請期間のこと。
国の支援制度も賢く利用しながら、実際に住むうえで長い目で見て納得のいく選択をすることが、大事だと思います。