変化を楽しむ、若夫婦のリアルリビング。1
今回訪れたのは、行用の家。
引き渡しから約半年。
若夫婦のリアルな暮らしをご紹介します。

(のどかな集落の中にある、ガルバリウムの屋根と外観が印象的な家)
「みえちゃうこと」も楽しむ。

住んでいくうちに、奥様の心境に変化があったようです。
新築時は綺麗に住まなくてはいけないと思っていたけど、
現在では、おおらかに収納は楽しまれているようです。
オープンの収納部分は子供が触ってしまうこともあるけど
「危ないものは手の届くところに置けばよいだけ。触ってはいけないものは伝えたらいいんだよ」

(みりんや油などはカゴにまとめて、使いやすいようにコンロの下部に収納)
ちなみに、お気に入りのキッチン道具をうかがったところ、
“鋳物のお鍋”と“せいろ”を見せてくれました。
「こうやってお鍋に載せて使う。これで蒸すと、ふつうの肉まんも美味しいよ~!」

ちなみに写真右下にある鋳物のお鍋はイシハラ家から譲り受けたものだそうです。
食べ盛りの子どもたち+働きざかりのご主人のいらっしゃる家庭では、
ついストック食材が増えがちです。壁を作りパントリーを設けてそこにしまうのも良いでしょう。
しかし、せっかく一体感のあるキッチン・ダイニング・リビングというこの空間に一部壁があることが正解なのか?という悩みから行き着いたのがこちらのパントリー家具。

ちなみにオール無垢材で作っていただいています。


将来、畳部分を使わなくなったとしてもフローリングとして使えるように、あえてフローリングの上に畳を敷いています。
おむつ変えするときや、お昼寝タイム、家族のごろごろ団らんタイムに「みんなが集まる場所」になっているようです。
脱衣室ほかの部屋については、また後程レポートしますのでお楽しみに。
(写真・文/佐々木)