6/3ワークショップ小話。




最近の股旅ワークショップでは股旅メンバーのsailの中村さん(https://www.sail-jp.com/)の協力をいただいて、竹かごを使った収納を製作中です。

製作のきっかけは洗面の下やキッチンの側など水回りでも気楽に使えるタフな家具が欲しくて。
(ともさんは、自分が欲しいからと言ってましたが…笑)

そんなわけで、試作すること数回目。今回のワークショップでは、ひとつ形になったものを検討する回となりました。

竹は水に強く、しなやかで、素材としてもとってもタフ!

写真はワークショップ前々日に、竹かごの調整をするともさん。

通気性もあり、汚れたら洗える!ところも、さまざまな使い道や可能性を感じてワクワクしてしまいますね。

この収納に使われている竹かごは柚木竹細工工房(鹿児島県)さんが製作されています。

柚木竹細工工房さんは、普段バスケットやお弁当箱などの竹の雑貨を製作されているそうですが、今回sail中村さんとのご縁で家具用の竹かごを作ってもらうことが実現しました。

この竹かご。

単なる”素敵なかご”ではなく、こだわって丁寧に作られていまして、

国内の真竹を竹ひごにするところから作っています。

安価な海外製品と何が違うのか?というと、防腐剤や防カビ材を使っていないこと。

キッチンまわりに使うことを考えると、嬉しいですよね。

正面から継ぎ目が見えないように編み込まれたかご、

たわみ防止のための補強としての力竹、

ハリガネを使わず、取っ手の部分にまきつけられた藤巻き。

小さいアクセントにもなっている金物。

素材自体もタフなので手入れも気楽です。

普段は気になるときに拭き掃除、水洗いしたあと軽く拭いて陰干しを推奨しています。

竹かごは日本では昔から生活に身近な道具として愛用されていました。

ライフスタイルショップで安価に「収納かご」が手に入りやすくなったことや

安価な海外製品が大量に輸入されたこともあり、国内の多くの工芸作家がそれだけでは食べていくことが難しくなりました。

今では、趣味で産直などで低価格で作品を売っている方と、SNSなどで人気になった有名作家さんが販売する高価格なもの(ちいさいお弁当箱で1万超)の二極化が進んでいるようです。

↑竹かごのお弁当箱

そのような背景もあり工芸に興味を持つ若い人たちが飛び込みにくい業界でもあるようです。

竹かごを使った家具を通して考え方に共感して使ってくれる人が増えたならば、

ゆくゆくは技術が受け継がれ、工芸作家さんの安定した仕事としても成り立つといいな。とsailの中村さんは話してくれました。

↑イシハラ家の竹かご収納。
(こちらはsailデザインのもの、使い始めて数年経ち全体的に色あいも深みが増したようです。)

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